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とあるところのchatでご一緒させていただいたid:ueyamakzkさんに紹介していただいた山田昌弘氏の『希望格差社会』を購入。 山田昌弘氏といえば著作『パラサイト・シングルの時代』で有名な家族社会学者だけれど、『家族のリストラクチュアリング―21世紀の夫…
宮台真司氏が非常に感銘を受けたと語っており、先日のイベントでは鈴木邦男氏も大ファンだと言っていた高橋和巳『邪宗門(上・下)』をついに購入。ぜひ読んでみよう。 amazon.co.jp:『邪宗門 (上)』 高橋 和巳 amazon.co.jp:『邪宗門 (下)』 高橋 和巳
先日映画を観たのも手伝って、多分10数年ぶりくらいにフランツ・カフカ『変身』(高橋義孝訳)を再読。読み進めてみると映画は小説の細かな描写もけっこう頑張って再現していたことがわかった。逆に主人公のグレーゴルの内面描写(のぼやき)は映画で朗々…
双風舎のサイトを見たらトップページの新刊案内で宮台真司・仲正昌樹『日常・共同体・アイロニー― 自己決定の本質と限界 ―』と銘打った新刊が12月17日に発売とのこと。宮台氏と北田暁大氏の対談本も来年3月にでるとのことなので楽しみ。 双風舎:http://home…
最近発売されたばかりの雑誌「サイゾー」での宮台真司氏と宮崎哲弥氏の放談コーナーの書籍化第3弾『エイリアンズ―論壇外知性体による「侵犯」的時評’03-’04 』を帰りに寄り道して購入。 長〜い第1章のあとに短い第2章と第3章があったのでそちらを先に読む。 …
MIYADAI.comで紹介されていた通り(http://www.miyadai.com/index.php?itemid=172)、14日に書店に並んでいたので金子勝、藤原帰一、宮台真司、A・デウィットの4名による対談集『不安の正体!』(筑摩書房)を購入した。昨年の6月の時点で行われた対談ら…
本屋に寄ったら今年の5・6月のトークを聞いてすっかりファンになってしまった仲正昌樹氏の新刊『お金に「正しさ」はあるのか』が出ていたので購入。 目次を見ると、村上春樹『アフターダーク』を読んだのがきっかけで最近もう一度読み直した『海辺のカフカ…
香山リカ著『の愛国心』を読んでいる。基本的にはフランクフルト学派のアノミー理論をもとにした現在日本社会の分析。ネオリベラリズム的言説・政策の支持される基盤が実は個人の不安にあるのではという分析を行っている。以前どこかで香山氏が語っていたが…
三浦展著『ファスト風土化する日本』を読んでいる。 二章・三章はWebで読めるのだけれど、郊外化と犯罪発生について述べられている。直感的には言っていることに頷けるのだけど、郊外で発生した犯罪とジャスコをちょっと強引に結び付けているような気がし…
いまさらなのだけど酒井順子著『負け犬の遠吠え』を読む。僕が購入したわけではなく、先日大分に帰省した際に妹が持っていてそれを譲ってもらって帰ってきた。妹がこの本を購入した理由は、おそらく昼間のワイドショーで話題になっていたからだろう(妹は看護…
村上春樹病が再発したらしく読みたくなったので2年ぶりくらいに『海辺のカフカ(上)』を読み返してみる。多分当時も感動していたのだろうけどすっかり忘れていたフレーズが心地よい。今読んでみると第13章で「大島さん」が語る「アイロニーの美学」の意味が…
村上春樹『アフターダーク』読了。今回は客観的・観念的視点が取り入れられていて、ちょっと薄味(?)だったかなとも思う。 「逃げ切れない」と僕もよく思う。たまたまコンビニで鳴っていた携帯電話からのメッセージを受け取った作中の人物・高橋がそのこと…
お昼から友人Mと再会して駅前の商店街近辺を遊歩。駅前のFORUSという商業テナントの中にあるジュンク堂に本を見に行く。そこで宮台真司の新刊(?)『亜細亜主義の顛末に学べ―宮台真司の反グローバライゼイション・ガイダンス』なる本を発見。発行年月日を見…
そういえば9月に村上春樹の新作が発売されることは知っていたけど、今日友人に「『アフターダーク』っていつ発売?」と聞かれて「アフターダークって何?」とか言っていた僕。村上春樹『アフターダーク』、本日発売だったそうです。とりあえず近日中に購入す…
最近発売されたらしい『28歳からのリアル マネー編』を立ち読みして絶望してみる。 amazon.co.jp:『28歳からのリアル マネー編』 人生戦略会議
先日本屋に行った折に購入した『心脳問題―「脳の世紀」を生き抜く』(山本 貴光, 吉川 浩満 著)をここ数日ずっと読んでいるが、わかりやすくかつ読みやすくて面白い。(意識的ではないけれど)その前に宮台真司『サイファ覚醒せよ』を読んでいたのがさらに…
宮台真司の新刊『絶望 断念 福音 映画―「社会」から「世界」への架け橋』を読み終えてからもう一度「総論」の『サイファ 覚醒せよ』を読んでいるので「脱社会化」が進んでいる模様。 本屋に寄ったらローレンス・レッシグ『Free Culture』(山形 浩生その他訳…
日々読書中。 amazonにもようやく登場したので紹介。 ⇒ 宮台真司『絶望 断念 福音 映画』発売 http://d.hatena.ne.jp/kwkt/20040806#p1 『絶望 断念 福音 映画―「社会」から「世界」への架け橋』 宮台真司
僕にとっては待望の宮台真司のダ・ヴィンチ誌上の連載「オン・ザ・ブリッジ」を単行本化した『絶望 断念 福音 映画』がメディア・ファクトリーから発売された。映画を題材にして、社会システム理論における「社会」と「世界」の違いに敏感になって行くための…
一時は今年の5月の連休後に出版との情報もあった宮台真司氏のダ・ヴィンチ連載の映画批評『オン・ザ・ブリッジ』がようやく本として出版される模様。タイトルは『絶望・断念・福音・映画』。発売もとはメディア・ファクトリー。発売日は8月6日とのこと。 ⇒ M…
このまえのトークイベントで紹介されていた光文社新書の仲正さんの新著『「みんな」のバカ!』を購入。英語の「everyone」と日本語の「みんな」は意味が違う。次の会話をどうぞ。 ①子供「あれ(仮名:A)を買って!」 ②親「どうして?」 ③子供「だってみんな…
渋谷のBOOK1stで久しぶりに長時間の寄り道。最近寄り道していなかったので店内のレイアウトが変わっていた。本もいろいろ出ていた。 ■最近、宮台氏がトークセッションやダ・ヴィンチの連載で言及しているせいか、田川健三氏のキリスト教に関する書き下ろし入…
最近のエントリーがほぼミヤダイ化してしまっていますが、雑誌ダ・ヴィンチで連載されている宮台氏の映画批評オン・ザ・ブリッジの40回分が単行本化され『絶望・断念・福音・映画』というタイトルで上梓されるとのこと。 この連載は僕はほぼ毎月チェックして…
MIYADAI.comで紹介されていた別冊歴史読本『歴史の中のサンカ・被差別民謎と真相』を購入。特に最近の宮台氏の発言は幅が広く、カバーし内容を咀嚼するのが結構大変だと思う。ただ興味深いテーマなのでぜひ追っていきたいと思う。>> amazon.co.jp:『歴史の…
拉致被害者の家族帰国に伴う日本と北朝鮮との外交政策に関する講演を姜尚中(カン・サンジュン)氏が外国人記者クラブで行った映像がビデオニュースドットコムで公開されている。基本的な内容は以前読んだThat's Japanの姜尚中氏の著作『アジアの孤児でいい…
昨日のエントリーでこれまでのイラク人質事件、拉致問題などの一連の反応を見ていると、もう一度ちゃんと近代国家における政府と国民の関係とはどういうものなのか知っておかなければならない気がしてならない。と書いたのは、実は僕がある本を読み返そうと…
社会学者・橋爪大三郎氏のこれまでの論説をまとめた『言語/性/権力』という本が刊行されていたので購入した。橋爪氏といえば今年1月東工大で公開講座を受けてきたし(このときはアメリカ論)、以前からすべてカバーしているわけではないけど著作も読んでき…
いつだったか購入して積読のままだった大塚英志の『「おたくの」精神史 一九八〇年代論』を1〜2週間くらい前から電車移動中に少しずつ読んでいる。従姉妹が読んで面白かったとメールが来て、積読状態から再度手を伸ばして読み始めたのがきっかけ。 内容は…
行きつけの渋谷BOOK1stに寄り道したら、社会学関連の本棚にG.ジンメル『社会学』の上・下巻が置いてあった。実はなかなか普通の本屋ではお目にかかれない本なのだ。値段はなかなか高めだが、いつかゆっくり時間をとって読んでみたいと思っている一冊(という…
角川出版から出ている大塚英志責任編集の思想・文芸マガジン「新現実」というものがある。最近vol3が発売された。vol2で大塚英志の宮台真司へのインタビューが面白かった。で、vol3が出たので手にとってみた。読んでみるとまた宮台真司のインタビューがあ…