2004-05-01から1ヶ月間の記事一覧

姜尚中氏の日朝関係に関する講演

拉致被害者の家族帰国に伴う日本と北朝鮮との外交政策に関する講演を姜尚中(カン・サンジュン)氏が外国人記者クラブで行った映像がビデオニュースドットコムで公開されている。基本的な内容は以前読んだThat's Japanの姜尚中氏の著作『アジアの孤児でいい…

That's Japan 連続シンポジウム・サブカル真論1

新宿文化ホールで開催されたThat's Japan 連続シンポジウム・サブカル真論1に参加。サブカルのことを語るということでパネラーは社会学者・宮台真司氏(司会)、漫画家・江川達也氏、そして韓国の漫画家であり漫画原作プロデューサーであり宮台氏の院ゼミ生…

フリージャーナリスト・橋田信介氏、小川功太郎氏を悼む

フリージャーナリストの橋田信介氏、小川功太郎氏の二人がイラクで何者らかに銃撃され、遺体が確認された模様。橋田信介氏はベトナム戦争、湾岸戦争、カンボジア内戦、アフガン戦争などを取材された歴戦の戦場カメラマン。小川功太郎氏は橋田氏の甥にあたる…

J.ロック『市民政府論』を読み始める

昨日のエントリーでこれまでのイラク人質事件、拉致問題などの一連の反応を見ていると、もう一度ちゃんと近代国家における政府と国民の関係とはどういうものなのか知っておかなければならない気がしてならない。と書いたのは、実は僕がある本を読み返そうと…

拉致被害者家族への批判について

やはり出てきた拉致被害者家族側への批判について言及をしようと思う。批判の内容は「5人の子供を連れて帰った首相への感謝がない」というもの。「拉致被害者家族会」および「拉致被害者を救う会」は拉致の疑惑が存在する限り目的を達することはなく、目的…

橋爪大三郎『言語/性/権力』購入

社会学者・橋爪大三郎氏のこれまでの論説をまとめた『言語/性/権力』という本が刊行されていたので購入した。橋爪氏といえば今年1月東工大で公開講座を受けてきたし(このときはアメリカ論)、以前からすべてカバーしているわけではないけど著作も読んでき…

五輪サッカー 中止の危機回避

あまり目立った話題ではなかったけど、アテネオリンピックにおけるサッカー開催中止の危機が、FIFA( 国際サッカー連盟)がWADA(世界反ドーピング機構)の「ドーピングに関する統一規定への署名」に合意することで、回避され本大会で開催されることとなった…

MCSA取得を目指します

ついこの前にMCP:70-215(Windows 2000 Server)の試験で不合格だった身ですが、MCSA(Microsoft Certified System Administrator)Windows 2000トラックの取得を目指したいと思ってます。その筋に詳しい方は「まだ取ってなかったの?」とか「そんなの取っ…

社会秩序の「合意モデル」と「信頼モデル」

書店で無料配布されているダイヤモンド社の広報誌「経(Kei)」の宮台真司の連載「M式社会学入門(公式ホームページでも閲覧可能)」で社会システム理論の基礎が講義されているのだけど、その中で示されている二つの社会観の違いが興味深いので紹介。社会学…

大塚英志『「おたくの」精神史 一九八〇年代論』を読む

いつだったか購入して積読のままだった大塚英志の『「おたくの」精神史 一九八〇年代論』を1〜2週間くらい前から電車移動中に少しずつ読んでいる。従姉妹が読んで面白かったとメールが来て、積読状態から再度手を伸ばして読み始めたのがきっかけ。 内容は…

あえて虚数の話――人間の自由な思考

宮台氏・仲正氏のトークセッションの発言録を公開して(現在は発言概要メモとして縮小公開)、「数学屋のメガネ」の秀さんから面白い感想をトラックバックで頂いているので、僕もその話に乗ってみようと思う。話題となっているのは宮台氏の以下の発言。この…

2010年W杯開催地決定

2006年ドイツ大会の次、2010年のサッカーW杯の開催地は南アフリカに決定。ドイツ大会以降、W杯の開催地は各大陸持ち回りになるらしいので2006年ドイツ(ヨーロッパ地区)、2010年南アフリカ(アフリカ地区)の次は南米地区か北中米カリブ海地区か…

三省堂書店・トークイベント2参加予定

前回参加したときにすでに予告されていたのだけれど、以下のイベントに予約した 宮台真司・仲正昌樹トークセッション〜「日常性を考える」〜 ●日時:6月13日(土)18:30〜 ●会場:三省堂書店 神田本店隣り 第2アネックスビル4階特設会場 日常性とは、いった…

友人夫婦が来京予定

以前メールで通知を受けていたのだけど、先年大分にて結婚式に参加させてもらった高校時代の友人と奥さんが6月末に東京に遊びに来るということで電話をもらった。どこかに食事にということなので、このページを見ている学生時代の友人で東京に来て僕に会った…

宮台真司・仲正昌樹トークセッション〜「共同体」と「自己決定」〜

神田神保町の三省堂書店隣の三省堂第二アネックスビル4Fにて、双風舎という出版社の主宰で開催された『宮台真司・仲正昌樹トークセッション〜「共同体」と「自己決定」〜』に参加。参加者は当初100名の予定が最終的には170名だったとのこと。話はイラ…

ジンメル『社会学』(上・下)を見つける

行きつけの渋谷BOOK1stに寄り道したら、社会学関連の本棚にG.ジンメル『社会学』の上・下巻が置いてあった。実はなかなか普通の本屋ではお目にかかれない本なのだ。値段はなかなか高めだが、いつかゆっくり時間をとって読んでみたいと思っている一冊(という…

MCP:70-215の試験勉強はかどらず

G・W中にMCP(試験番号70-215)の勉強をしっかりしようと思っていたのだけど、あまり捗らなかった。休みが長いと逆に勉強できないのかな。いやそれは単なる言い訳だ。試験の日は近い、が道は遠い。

女子供は社会のもの――松沢呉一●黒子の部屋・お部屋700

イラク人質事件で日本(だけ?)で起こっている自己責任論に対して断固反対している松沢呉一氏が自身のホームページ・黒子の部屋のお部屋700(2004年04月27日)にて面白い議論を展開しているので紹介。今回のバッシングには「おやじの理屈」「父権主義」のニ…