久しぶりに本屋で寄り道

渋谷のBOOK1stで久しぶりに長時間の寄り道。最近寄り道していなかったので店内のレイアウトが変わっていた。本もいろいろ出ていた。


キリスト教思想への招待■最近、宮台氏がトークセッションやダ・ヴィンチの連載で言及しているせいか、田川健三氏のキリスト教に関する書き下ろし入門書『キリスト教思想への招待』が出ていた。目次は
 第一章:人間は被造物
 第二章:やっぱり隣人愛
 第三章:彼らは何から救われたのか
 第四章:終われない終末論
キリスト教の基本的な概念を知るにはいいかと思い購入してみた。


スロー・イズ・ビューティフル―遅さとしての文化■「スローライフ」の概念を日本で有名にした(と思う)辻信一氏の『スロー・イズ・ビューティフル』が文庫化されていた。これを読めばスローライフ有機野菜を食べることではない(笑)ことは一目瞭然。辻先生のお話は以前ロフトプラスワンで2度ほど聞いたが、またイベントがないかなぁと思う今日この頃。ハードカバーを持っているので購入は見送り。


演技と演出■昨年12月に教育真論のシンポジウムで話を聞いた平田オリザ氏の『演技と演出』が講談社現代新書で出ていた。おそらく同じく講談社現代新書の『演劇入門』の続編。『演劇入門』は当時演劇に関わっていた友人が紹介してくれて読んで面白かったので、今回も購入。


■このまえ参加したサブカル真論の会場で先行販売されていて、勢いで購入した江川達也氏の『現実はマイナーの中に』が出ていた。読んでみると会場で話していたことの基本的なことはこちらの本に書いていることだった。江川氏による日本のマンガ業界、日本社会の評論。


■以前からこのBLOGでも紹介してきた『教育真論』が店頭に出ていた。僕は3度のシンポジウムに参加したがどれも面白かった。もうひとつ宮台真司氏・宮崎哲弥氏の雑誌サイゾーでの連載対談『M2 われらの時代に』が文庫化。これもハードカバーをもっているのでとりあえず見送り。

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