友人と大分FORUSのジュンク堂へ行くと

お昼から友人Mと再会して駅前の商店街近辺を遊歩。駅前のFORUSという商業テナントの中にあるジュンク堂に本を見に行く。そこで宮台真司の新刊(?)『亜細亜主義の顛末に学べ―宮台真司の反グローバライゼイション・ガイダンス』なる本を発見。発行年月日を見ると2004年9月15日となっている。最近出たばかりなのだろう。とりあえず購入。

目次は
 第1章:アメリカに従属する日本に未来はない
 第2章:米国中心型のグローバライゼーションに抗う為の知恵
 第3章:ネオコンの正体は文化的多元主義
 第4章:「気分のナショナリズム」という売国
 第5章:学校の外に価値を見つけだせ
 巻末インタビュー:近代には近代で抗おう
となっているけど、どこかで見たことある文章。ネットで検索してみると

と発見。第4章は「『気分のナショナリズム』という売国」はvideonews.comの出張まる激in北海道の発言録でこれはvideonews.comでまだ無料視聴が可能。第5章は2001年の講演での発言のためどこにも発見できず。巻末インタビューはオリジナルだった。僕は本として欲しかったので即購入。
キャッチャー・イン・ザ・ライ
村上春樹と柴田元幸のもうひとつのアメリカ
もうひとつ目が向いたのが三浦雅士著『村上春樹柴田元幸のもうひとつのアメリカ』。昨年だったか村上春樹の『キャッチャー・イン・ザ・ライ』の訳が発売されて話題になった。また彼もどこかで述べていると思うけれどもアメリカ文学の影響を受けているらしい。僕も村上春樹の文章を面白く感じてしまう一人であるけれど、それと「アメリカ」とどのような関係があるのか、村上春樹の文章に惹かれてしまうことの意味を底に読み解くことが出来るのか、そんな期待を勝手に抱いた一冊。その場では買わなかったけど、購入してみようと思う。