有元健×小笠原博毅トークセッション「サッカーの熱狂の影に」参加予約

サッカーの詩学と政治学カルスタです!カルスタ!じゃなかった、サッカーのトークイベントがあったので参加予約しました。有元健・小笠原博毅編『サッカーの詩学政治学』(人文書院)出版記念とのことで、そのamazonの(多分書き手はサッカーファンの)レビューの評価も高いので僕も読んでみようかと。
サッカーの忘れがたい記憶・伝説。それはアリストテレスの「詩学」に言う「悲劇*1における模倣(=ミメーシス)や浄化(=カタルシス))」の機能を現代において果たしているのかもしれません。だとすればその言説は必ずやある種の政治性を帯びることになるでしょう。ここはカルチュラル・スタディーズの面目躍如たるお話を期待したいです。

サッカーの熱狂の影に 有元 健、小笠原博毅
日時:2006年1月26日(木)19時より
場所:池袋ジュンク堂本店

 素晴らしいパス、鳥肌が立つようなゴール。サッカーをプレーし、観戦し、サポートする個々の経験と、その結果としての感動や興奮、失望や苛立ち、そして伝説として語り継がれる記憶――ピッチ上で、スタジアムのスタンドで、テレビの前で、繰り返されるさまざまな実践と経験とが醸成するサッカー文化とは。そしてそれを通じて「私たち」の感覚が生成する過程とはどのようなものなのだろうか。カルチュラル・スタディーズに携わる二人と、サッカーを真剣に考え、語ってみる。

※このトークは有元健・小笠原博毅編『サッカーの詩学政治学』(人文書院)出版記念です。

*1:W杯の勝利チームは1チームしかいない!