宮台真司氏+北田暁大氏トークセッション〜「保守の論理/アイロニーの美学 政治的ロマン主義の系譜学」参加

青山ブックセンターで開催された宮台真司氏+北田暁大トークセッションに参加。テーマは「保守の論理/アイロニーの美学 政治的ロマン主義の系譜学」。今回も双風舎プレゼンツの宮台真司対談出版企画。第一弾はご存知のように宮台氏と姜尚中氏の対談で構成された書籍『挑発する知』の元となるトーク。第二弾がこの前まで三省堂で行っていた宮台氏と仲正氏とのトーク。そして第三弾が今回の宮台氏と北田氏のトークのようだ。宮台・仲正対談が先週終わったばかりなのに双風舎の谷川さん、フル回転で仕事されてます(笑)。会場では双風舎の『<帝国>を考える』も出版されたらしいとの宣伝も。双風舎を応援してます。

宮台氏が「仲正さんとのトークのときより会場に来ている人の年齢層が10歳近く若いのでは」と言っていたが、確かにその通りだった。北田氏人気もあると思うけど、場所(前回は三省堂、今回は青山ブックセンター)の違いも大きいのかも。

さて対談の内容としては、喋りの分量が北田氏3割、宮台氏7割といった感じで、北田氏がいろいろ質問することで最近の宮台氏の言説を理解するためのナビゲーターのような役割を演じられていた。宮台氏の言う「あえて」とは?日本における保守の捉えられ方、ロマン主義の「形式」とは?と言ったことが語られた。生・北田暁大氏は初めてだったけどとてもインテリジェンスを感じられる喋りで好感が持てた。次回、池袋リブロでまた対談があるらしくそのときは北田氏の話をもっと聞いてみたいと思った。次もモチロン参加いたします。まだ前回のものも終わってないけど、またレポート書きます。

>> amazon.co.jp挑発する知 姜 尚中 宮台 真司

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