映画『お引越し』鑑賞

kwkt2007-05-13

シネマアートン下北沢で故・相米慎二監督の一連の作品の上映が行われており、先々週の『台風クラブ(85)』に続いて『お引越し(93)』を観てきました。
いや〜、やっぱ名作です。スクリーンで見る田畑智子(10or11歳)の表情は圧倒的にすばらしく、「はやく●●●なるから!」と「お●●●●ございます!」のシーンはやはり感動を覚えました。周囲からはそのシーンですすり泣きの声もちらほら。
「成長」を描くことが困難になっていると言われている現在、今観てもまったく色あせてない見事な少女のビルドゥングス・ロマンだと思います。以前 DVDで鑑賞していましたが、今回劇場で観て本当によかったです。タイトルからはちょっと内容が想像しづらいのですがすばらしい作品です。未見の方はぜひ一度ご覧になることをお勧めいたします。