『冷戦文化論』出版記念 丸川哲史 × 米谷匡史 トークセッション『冷戦再考』参加

冷戦文化論―忘れられた曖昧な戦争の現在性ジュンク堂で開催されたトークセッション『冷戦文化論』出版記念 丸川哲史 × 米谷匡史 トークセッション『冷戦再考』に参加してまいりました。
現在起こっている様々な国際・外交問題も、かつての戦前・戦中から冷戦構造へどのような持続関係があるのか、冷戦構造から現代にはどのような持続関係があるのか、ということを意識して見なければ読み解けないのではないか、ということでした。冷戦を体験したような体験しなかったような(やりすごしてしまったような)日本において、現在の問題に的確に対処するためにこそ冷戦の遺産や資料を通じて「追体験」する必要があるのではないか、との提案をなされていたように思います。今の問題を考える上で、歴史への想像力が以下に必要であるかを再認識させらたように思います。
丸川氏は竹内好研究もされているようで、その話も伺えて(『冷戦文化論』中でも語られているそうです)、現代においても学ぶところが多そうで、僕も読んでみたいと思いました。
【おまけ】会場におこしになっていた双風舎・谷川さんにちょっとだけご挨拶させていただきました。