『東京スタディーズ』刊行記念 吉見俊哉×若林幹夫×北田暁大「東京論の逆襲」ふたたび書をもって、街へ出よ!参加

東京スタディーズ新宿紀伊国屋ホールで行われた『東京スタディーズ』刊行記念 吉見俊哉×若林幹夫×北田暁大鼎談に参加。
80年代に興隆し現在下火になっていると思われる、しかし必要性がなくなったというよりはむしろさらに増しているかもしれない都市論の枠組みを使用して、単なる観光ガイドではない「書をもって、街へ出」るためのガイドを作成するのが、『東京スタディーズ』編者の吉見俊哉氏、若林幹夫氏の目的だったとのこと*1
鼎談の内容は、お三方のライフヒストリーや生まれ育った原風景の話から、なぜ都市論に興味をもったか、都市論のどういう点に注目しているのか、どのような観点から考えているかという極めて社会学的な内容だったように思う。

*1:今回鼎談に参加しった三人は執筆者でもある