宮台真司・仲正昌樹トークセッション〜「日常性を考える」〜参加

前回に続いて三省堂書店・神田本店隣りの第2アネックスビルで開催された双風舎主宰の宮台真司仲正昌樹トークセッションに参加した。テーマは「日常性を考える」。かなり漠然としたテーマだなぁと思っていたが、予想通り今回はちょっと話にまとまりがなかったかなと思う。前回がうまくまとまりすぎてたのもあるけど。今後レポートをアップする予定。

今回双風舎代表取締役・谷川氏について宮台氏からちょっと紹介があった。谷川氏はカンボジアに13年間ポル・ポトの大虐殺を取材に行っていたという経歴があるとのこと。今度宮台氏となんらかのトークがあるかも、とか。

会場でまだ書店の店頭に出ていない「教育『真』論」が販売されていたので途中休憩のときに購入。買った人にはトーク終了後、宮台氏にサインをもらえるということでサインを頂いた。黙ってサインをもらうのもどうかと思い「サブカル『真』論も楽しみにしてます」とミーハーぶり(笑)を示して帰途に着いた。「教育『真』論」は会場でのトークがほぼそのまま掲載されていて、教育問題に関心がある方は面白いのではと思う。僕は自分の書いたエントリーを読み返しながら読んでみようと思う。

仲正氏も新著が光文社文庫で上梓されるとのこと。出版社との契約上の関係からか、会場で販売されずタイトルも紹介されなかったけど来週あたりに店頭に並ぶとのこと。ちょっとだけトークの中でも紹介され、日本語で言う「みんな」という言葉の意味や使われ方を考えた内容だとのこと。

追記:20040614
反省。仲正さんの新刊名は発表されていました。タイトルは「『みんな』のバカ」だそうです。あとトークの内容について「テーマが散慢だったのでは?」と書いてみましたが、聞きなおしてみると(!)会場で聞いたときよりぜんぜん味わい深かったです。聞き直してみるものです。

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