本日購入&最近読んでいる本

郊外の社会学―現代を生きる形SIGHT (サイト) 2007年 04月号 [雑誌]公民の民俗学
 今日は休みをとってゆっくりしておりました。で、本屋で社会学者・若林幹夫氏の『郊外の社会学―現代を生きる形』と月刊誌『SIGHT (サイト) 2007年 04月号』を購入。
僕は学生時代からなぜか若林幹夫氏のお名前は存じ上げており文章を読んでいたので、そしてなぜか前から「郊外」という空間・テーマに興味を抱いてしまうので購入。
月刊誌『SIGHT (サイト) 2007年 04月号』では特集で「誰にも聞けない、鬱のリアル」ということで、自分ではうつ病の自覚はあまりないけれど、この前予備知識としての講習を受けたときにあまりの多くの人がうつ病とは「意欲の低下や悲観的になるなどの精神的な症状しかない」と答えていた。僕も何も学んでいなければそう思っていたと思うけれど、以前川人博氏×高橋祥友トークセッションで「一般の人は感情の面に現れる症状や意欲・思考力の低下に関心が向きがち。知られていないのはうつ病で身体症状がでる」ということを聞き、外科的・内科的要因がないのに身体症状が出る場合は鬱の可能性があることを知った。特集の巻頭言にもある「"うつ"をめぐる状況はまだまだそのリアルが伝わりにくいところにある」という趣旨に大いに賛同し、おそらく僕もまだまだ何も知らないと思ったのでとりあえず購入。

あと以前買ったものですが、大塚英志氏による柳田國男の(民俗学の)可能性と限界、および昨今「伝統」と呼ばれているものが民俗学の勃興とともに「いかに形成されてきたか」を論じている『公民の民俗学』を読書中。