アジェンダ・セッティングは順序が逆だったのかも
1月17日の耐震偽造問題の証人喚問の前日にライブドア強制捜査があり、耐震偽造問題から関心を逸らすためのアジェンダ・セッティングではないかとの憶測が広がりました。
- 2006-01-17 耐震偽造問題にライブドア強制捜査をぶつけるアジェンダ・セッティング
http://d.hatena.ne.jp/kwkt/20060117#p1
しかし、宮崎学氏のサイト「miyazakimanabu.com」にアップされている、1月23日にロフトプラスワンで行われた鈴木宗男氏とのトークの発言録を読むと、実はライブドア強制捜査が先に決まっており、そこから逆算して証人喚問の日程が決められたのではないかとの記述がありました。
- miyazakimanabu.com
1月23日 ロフトプラスワン 「「2006年政局を語る 改憲寸前! この国はどこへ行くのか」」(その1)
http://www.miyazakimanabu.com/lecture/000146.php
今よく言われているのはですね、1月17日に国会の(ヒューザー小嶋社長)証人喚問がありました。その前日夕方にライブドアの強制捜査があった。この日にちの問題でかなり政治的な捜査ではないかというような指摘がありましてね、ところが実際にあれだけの規模の強制捜査を行うということであればかなり前から準備しなきゃあれはできないはずであってですね、むしろ国会の証人喚問の日にちの決め方の問題がちょっとごたごたしなぁと。つまり一時は1月の10日という話もございました。それを1月の17日にしたということはむしろ1月16日の強制捜査というのはある程度知っていたんだろう。よって最後まで決められなくて、それ(ライブドアの強制捜査)にぶつけていった可能性もあるんではないかと、こういう風には見てるんですけども、...
誰が何を知っていてどういう順番で物事が決まっていくのでしょうか。