『サブカル「真」論』購入
神保町の三省堂書店でザッツ・ジャパンシリーズを刊行している株式会社ウェイツから出た『サブカル「真」論』を購入。昨年の5〜9月でサブカル「真」論と銘打たれて行われた3回のシンポジウムが内容。
- 第1回 2004年5月29日 「日本−マンガ−アジア」
出演:江川達也氏/イ・ヒョンソク氏/宮台真司氏
http://www.wayts.net/TJ/symposium/symposium-sample01.html - 第2回 2004年7月17日 「求められているのは構想力」
出演:中森明夫氏/宮崎哲弥氏/宮台真司氏
http://www.wayts.net/TJ/symposium/symposium-sample02.html - 第3回 2004年9月4日 「世界を活写するための映像表現」
出演:松田政男氏/森達也氏/宮台真司氏
http://www.wayts.net/TJ/symposium/symposium-sample03.html
僕は3度とも参加したのですが、特に印象深かったのは、第1回目の韓国の漫画家であり漫画原作プロデューサーであり宮台氏の院ゼミ生でもあるイ・ヒョンソク氏の話。韓国の日本文化開放までのプロセスやその当時のサブカル状況や日本への視線など、僕の韓国理解に大きなインパクトを与えてくれた。第2回目は80年代に20代を過ごした同窓会的なノリだったけど、内容はあまり憶えていないので読み返してみようと思う。第3回目は「職業革命家」の松田政男氏のお話を伺うことができたのがよかった。のちに05年初頭に映画『レフト・アローン』を観るための前提ともなった。あと森達也氏がこのトークで紹介された映画『アトミック・カフェ』の話がとても印象に残っている。僕はその後再公開された映画を観に行ったし*1。すでにDVD化されているので今なら簡単に見ることが出来る*2。予告編のリンクもまだ生きているようなのでぜひ(これだけでもけっこう爆笑ものです。)*3。
と、そのような内容の話が本になったようですので、ご関心のある方は読まれるとよいかもしれません。
- ザッツジャパンスペシャル サブカル真論
http://www.wayts.net/TJ/kikan/subcul-shinron.html - MIYADAI.com サブカル「真」論 あとがき
http://www.miyadai.com/index.php?itemid=267
- 株式会社ウェイツ
http://www.wayts.net/