2050年、東アジアは超高齢化社会らしい

読売新聞にこんな記事がでていた。国連の予測で2050年での日本の中間の年齢(中位値)が50歳を超え(現在は42・9歳)、「50歳でも世間ではまだ若い方の部類」という時代を迎えるとのこと。
しかし日本以上に高齢化が進むのが韓国、中国、シンガポールらしく、ここ50年で東アジアの国々は軒並み高齢化する模様。これには(特に戦後の?)歴史的・文化的背景があるのではと思わずにはいられない。
例外的にアメリカは2050年でも人口増加がある唯一の先進国になるとのこと。もちろんそのベースは移民。これも歴史的・文化的背景が読み取れる。

 しかし、高齢化がもっと急速に進むのは隣の韓国だ。現在の「中位値」は35・1歳だが、国連の予測では2050年には日本も飛び越して一気に世界最高の53・9歳になる。さらにシンガポールも日本に肉薄する高齢国になる。

 中国の高齢化も深刻だ。60歳以上の人口は現在の約1億4000万人(総人口比11%)から2050年には3倍にあたる約4億3000万人(同31%)に激増。世界の60歳以上の5人に1人は中国人という高齢者大国になる。国連経済社会局の大崎敬子・人口移動課長は「韓国も中国も欧米型の老人介護を受け入れることはできないと思っている。(まず高齢化に直面する)日本の経験から学びたいと思っているはずだ」と指摘。とくに中国については「悪名高き一人っ子政策がもたらした人口構造のひずみは日本の比ではない」と前途の多難さを予測する。

日本はまたも実験国家なのかも(笑)?