文芸書「群像」を立ち読み

9月15日のエントリー(http://d.hatena.ne.jp/kwkt/20040915村上春樹アフターダーク』読了)にreflectiveさんから文芸書・群像の中に社会学者・大澤真幸氏による『アフターダーク』の書評があるとのコメントを頂いたので、早速帰りに立ち読み。タイトルは「世界を見る眼」。内容としては「他者」「身体」「視線」など大澤社会学のオンパレードといったところ。そのように社会学的に分析できるほど今回の小説は「視線」に関する記述が多かったしテーマとして重要だということだろう。最後に「逃げ切れない」についての言及が(reflectiveさん、ありがとうございます)。
大澤氏いわく『アフターダーク』は『海辺のカフカ』と比すことでその意味が見えてくるのではとのこと。『海辺のカフカ』読み直そうかな・・・。