第7回That's Japan連続シンポジウム こころ「真」論1参加予約

前回のシンポジウムで、次回は「自己アイデンティティ真論(仮)」をやるといっていたのだけれど、「こころ真論」とわかりやすい(?)名前になって開催告知が。
MIYADAI.com:http://www.miyadai.com/index.php?blogid=1&archive=2004-9-15

第7回That's Japan連続シンポジウム こころ「真」論1:子どものリアルと成熟社会
出 演:藤原 和博(杉並区立和田中学校長)
    高岡 健(精神科医)ザッツジャパン 
    宮台 真司(東京都立大学助教授)
日 時:2004年10月9日(土) 午後6:30開演(午後6:15開場)
会 場:新宿区牛込箪笥区民センター
主 催:ザッツジャパン編集委員会
ホームページ:http://www.wayts.net/TJ/

近頃の日本人は、子どもも大人も、「社会性」に欠け、「社会意識」が低下していると言われています。その極端な例が、子どもたちが起こすこれまでは考えられなかったような事件、あるいは大人たちの常軌を逸した犯罪です。家庭崩壊、学校崩壊、地域崩壊も当たり前になり、日本社会はもはやズタズタの状態です。日本の社会システムは崩壊の危機に瀕し、そこに生きる私たち1人ひとりの「こころ」は、うまく適応できなくなっています。
これを手当てする方法は、果たしてあるのでしょうか。「社会性」を教え、「社会意識」芽生えさせればいいのでしょうが、では「社会」とは何なのでしょう? 
第1回目は、「これまでとは違う」ことが起こっている原因を、「子どもが直面している現実と子どもを取り巻く環境」から追求し、かつどのように理解すればいいか、さらに処方を考えたいと思います。
出演者は杉並区立和田中学校長の藤原和博氏と精神科医高岡健氏、そして宮台真司氏です。藤原氏リクルート社員を経て校長になった異色の人物です。高岡氏は、教育「真」論にも出演していただいた精神科医です。最近は、子どもの事件が起こるたびにマスコミに登場し、適切で鋭い意見を述べておられます。

第1回目がこども編、第2回目が大人編とのこと。この辺は『サイファ覚醒せよ』を読んでいればなぜ子供編⇒大人編なのかは予想がつく。子供の問題を扱えば必然的に成熟社会以前の実存形式で生きてきた大人の方が問題であることがわかるような構成になっているのだろうと思う。