北田暁大・若林幹夫トークセッション参加

三省堂神田本店8階にて行われた北田暁大・若林幹夫トークセッション「都市=メディアの交わるところ 空間の文化政治学」に参加した。開始に2〜3分遅れたため空いてる席の最前列に。北田・若林両氏と目が合うくらいの距離で話を聞くことに。
トークの内容は、80年代の渋谷ははたしてよく言われている記号空間だったのかというところから、80年代に登場したディズニーランドは何を体現しているのか、90−00年代に登場してきた「お台場」や「ヴィーナスフォート」とはどんな空間なのか、昭和30年代テーマパークとはどういう空間なのか、そしてそういうことを語ることがどういう意味を持つのか、ということが語られた。都市論・郊外論としてはおそらく基本的なテーマだと思うけど、とても勉強になった。
テーマが「都市=メディアの交わるとこ」ということだったが都市論が盛り上がってしまいメディアについてはあまり触れられなかった。話を聞いていて北田氏は宮台氏とのトークのときのような政治思想や社会思想よりも都市論・メディア論の方が得意なのかなと感じたけどどうなんだろう。