レポで考えたかったことと日本の現実
14日に参加した森村進氏の報告レポートにid:Arisanさんより「現状は「格差」の拡大を容認することと、「最低限」が確保されないことが結びついてるんじゃないかと思います。」とのコメントをいただきました。
またid:Arisanさんのblogの以下のエントリーにてそのテーマを言及され、レポのエントリーをとりあげていただきました。
- Arisanのノート
2006-01-16 生きるための最低限のライン
http://d.hatena.ne.jp/Arisan/20060116
報告を聞いてレポを作成する中で、
- 社会成員の存在を無条件に肯定する、生きることを保障するということは、はたして不平等・格差を解消するということと同義なのか
- ある条件が満たされれば、自由(格差)VS平等(再配分)の不毛な対立を避けられるのではないか
- 「最低限の保障」の条件こそが重要なのではないか
ということを考えるきっかけになったと思っていたのですが、以下の記事を読んでみても、現実の事態は逆の方向に進んでいるのではないかと思わずにいられません。
- P-navi info
テレビ「ニッポン"貧困社会" 生活保護は助けない 」 / 「チェチェン紛争 市民の証言」
http://0000000000.net/p-navi/info/column/200601162023.htm - 研究メモ
2006-01-16 生活保護費の基準額下げを検討
http://d.hatena.ne.jp/dojin/20060116#p1
本当にどうしようもないことなのでしょうか・・・。
- 2006-01-14 東京法哲学研究会例会・森村進氏の報告を傍聴
http://d.hatena.ne.jp/kwkt/20060114#p1