仲正昌樹氏×北田暁大氏トークセッション参加

三省堂書店神田本店で開催された双風舎*1主催の仲正昌樹氏×北田暁大氏のトークセッションに参加して参りました。

トーク内容は、

  • 北田さんが『マンガ嫌韓流』を買うときにベタな嫌韓と思われたくないため高橋哲哉氏の『国家と犠牲』と抱き合わせで買ったwとか、
  • 左翼批判をするとすぐウヨと思われてしまうこととか、
  • 靖国、日中・日韓関係の話をしはじめると、最初は冷静に語っていても、どちらかの立場に寄り添って論争となり、気短に勝敗を決してしまいがちになることとか、
  • 左翼がこれまで右派の主張を相対化するために利用してきた構築主義メディア・リテラシー概念が、右派によって韓国・中国の主張を「論破」するために使用されているとか。
  • あとラストの質問コーナーで宮台真司氏登場。今回の選挙結果やネット選挙運動解禁の先には、嫌韓-嫌中的・断固決然的・都市ヘタレ保守的なものが跋扈するであろうと予測できるが、そういうものにどう対処していくべきか、という問題提起がなされた。

※要注:以上のものは私が見聞きしてきたことを書き留めたものであり、発言者の真意を正確に反映しているとは限りません。


次回は11月開催で、日本とドイツのロマン主義について論じられるそうです。楽しみです。