斎藤環さん×仲俣暁生さんトーク「現代日本文学はどこが面白いのか」予約

極西文学論―Westway to the world 文学:ポスト・ムラカミの日本文学   カルチャー・スタディーズ
仲俣暁生氏といえば2002年に購入した『文学:ポスト・ムラカミの日本文学 カルチャー・スタディーズ』が読みやすく刺激的で非常に面白かったのだけれど(かなりオススメ)、その仲俣氏の『極西文学論―Westway to the world』が12月に刊行されていたのを知り早速購入。調べていくうちにトークイベントまであることを知り、土曜日で参加できそうだったので予約。

現代日本文学はどこが面白いのか
斎藤環仲俣暁生
■会場:ジュンク堂池袋店
■日時;2月12日(土)午後6時30分〜

阿部和重舞城王太郎吉田修一ら同時代作家たちの作品に共通して流れるものはなんだろう?『文学の徴候』の斎藤環と、『極西文学論』の仲俣暁生が、現代日本文学の魅力を、精神分析、ロック、ポップカルチャーなどさまざまな”手がかり“をもとに解析します。
*このトークは『文学の徴候』(斎藤環 文藝春秋)、『極西文学論』(晶文社)の刊行記念です。

極西文学論 Westway to the World:http://www.big.or.jp/~solar/kyokuseibungakuron.html

「極西」文学。それはテクノロジーと戦争の時代が生んだ新しい小説の姿だ。
舞城王太郎吉田修一阿部和重保坂和志星野智幸村上春樹がかつて切り開いたポップ文学のハイウェイを駆け抜ける五人の現代文学作家を軸に、ポスト9・11の 時代における「小説の可能性」を探る、最新型の文学論。

・「東京新聞」(2004/12/26)「2004 私の三冊」〜小熊英二さん 
「『アメリカの極西としての日本』という視点から、現代という新しい戦争の時代における日本文学を論じる。現実と文芸批評を切り結ばせようとする意欲がみなぎる。」