姜尚中氏+森達也氏トークセッション『戦争の世紀を越えて』参加

戦争の世紀を超えて―その場所で語られるべき戦争の記憶がある青山ブックセンターで開催された姜尚中氏+森達也トークセッションに参加。共著の『戦争の世紀を越えて』刊行記念。
アウシュビッツと韓国の戦争の傷跡を残す史跡を訪れる旅をし、20世紀の戦争の原理と現在・今後の戦争の原理について考えていくという趣旨の本およびトークの内容だった。宗教・原理主義といったものが、陳腐な形ではなく、現在の戦争とどう繋がっているか。日本はそれとどう関わっているのか・関わっていくべきなのか。日本は宗教原理またはそれに近いようなもので動いているようなところはないか。そしてこれから日本ができることは何か、といったことが語られた。現在、多くの悲観的な現象が起こっている中でも、やりようによっては希望はあると認識させてくれるトークだった。