北田暁大・若林幹夫トークセッション参加予約

三省堂のホームページでは紹介されていなかったけど北田暁大氏のBlogで紹介されていたので、北田暁大・若林幹夫トークセッションに予約した。

北田暁大・若林幹夫トークセッション
「都市=メディアの交わるところ 空間の文化政治学
日時:9月3日(金)18:30〜(開場18:00)
場所:三省堂神田本店8階特設会場

広告都市・東京―その誕生と死
僕が社会学者・北田暁大氏を知ったのは昨年あたりに2ちゃんねるに対する言及で耳目を集めていたのが最初で、その後『責任と正義』というすごく堅いタイトルの厚い本を出されていたので政治思想とかをやってる人なのかと思っていたのだが、実は北田氏の『広告都市・東京―その誕生と死』を僕はその前に買っていた(途中で積読したままにしていた)。ただ『責任と正義』と『広告都市・東京―その誕生と死』はすぐに頭の中では結びついていなかった。
その後、宮台氏とのトークセッションで話を聞いてけっこう面白いなと思っていたが、そこで配布されていたな紹介文を見てびっくり。『広告都市・東京―その誕生と死』の著者でもあったんだとその時になってようやく気づいた。そんなこんなで北田氏のトークをまたまた聞いてみようと思った。
「郊外」と現代社会
また、相手の若林幹夫氏の名前を見たらすぐに郊外論を思い出した。案の定『「郊外」と現代社会』という共著があった。僕はやはり以前購入していた。僕は地方で生まれ育ったのだが、郊外化が進みはじめたのがちょうど物心つきはじめた80年代からで、町内会的なものが残っている団地周辺から勃興するニュータウンへという都心周辺では70年代あたりに起きたと思われる変化の中で育ってきていたので郊外論に興味をもっていた。
その両者のトーク。ぜひ聞いてみたいと思ったので予約。北田氏は宮台氏とのトークのときは政治思想の話が中心なのだけれど、どのようなカルチュラル・スタディーズ(僕もここでは「カル・スタ」と略していません(笑))の話を展開するのか楽しみでもある。
〈郊外〉の誕生と死
『「郊外」と現代社会』の共著者に小田光雄氏がいるのだが、小田氏の著作『〈郊外〉の誕生と死』はとても勉強になった記憶がある。なつかしい。