東京工業大学に橋爪大三郎の講義を聴きに行ってみた

午後から朝日カルチャーセンターと東京工業大学のジョイント企画・橋爪大三郎の「社会学者のアメリカ論」講義を聴きに東京工業大学に行く。昨年行った中央大学ほど綺麗ではなかったけど、キャンパス内を歩くと大学っぽい雰囲気が非常によかった。
会場は5?60人はいりそうな教室に30人弱だった。僕は前から2列目の席に座っていたら、最前列は誰も座らなかったので、橋爪大三郎に話しかけられるように講義を受けることができた(目が合う近さだった)。なんと贅沢な。著作とかでの写真から想像してた感じよりも声も雰囲気も柔らかな感じだった。内容に関しては講義録を後日掲載予定。
講義内でアーヴィン・トクヴィルの「アメリカの民主政治」やサリンジャーの「キャッチャー・イン・ザ・ライ」も紹介された。前者に関しては大学時代とある先生に「カワキタ君、君はトクヴィルに向いているかもしれない」と勉強するといいと薦められていた著作。諸事情があってそれ以来封印(放置?)していたのだけど、今日話を聞いてみて確かに僕にあっているような気がした。後者に関しては新しい村上春樹訳版を買おうかどうか迷ってまだ買っていなかたのだが、これを機に帰りに購入。講義を聴いてみて、僕等がアメリカにいかに影響されているか、にもかかわらずアメリカに反感を感じていて、それが渾然と同居しているということを理解できた。
帰りに速攻で村上春樹訳「キャッチャー・イン・ザ・ライ」を購入してしまった・・・。