姜尚中氏+森達也氏トークセッション『戦争の世紀を越えて』参加

戦争の世紀を超えて―その場所で語られるべき戦争の記憶がある青山ブックセンターで開催された姜尚中氏+森達也トークセッションに参加。共著の『戦争の世紀を越えて』刊行記念。
アウシュビッツと韓国の戦争の傷跡を残す史跡を訪れる旅をし、20世紀の戦争の原理と現在・今後の戦争の原理について考えていくという趣旨の本およびトークの内容だった。宗教・原理主義といったものが、陳腐な形ではなく、現在の戦争とどう繋がっているか。日本はそれとどう関わっているのか・関わっていくべきなのか。日本は宗教原理またはそれに近いようなもので動いているようなところはないか。そしてこれから日本ができることは何か、といったことが語られた。現在、多くの悲観的な現象が起こっている中でも、やりようによっては希望はあると認識させてくれるトークだった。

カン様

たまたま今日は早く会場についたので、開場前の席確保を待つ行列に並ぶことができた。
そこに行列の横をトークの主役のひとり姜尚中氏が通過。そこで耳にした会話。

女性A:カンさんって歳の割りにすらっとしててカッコいいわ〜
女性B:そうよね〜
kwkt:(カン氏ってそういえば女性ファン多いって言われてたっけ)

僕も初めて姜尚中氏を見たのだけれど、身長が高く(180cm以上は確実にあった)、黒のジャンパーにジーンズというカジュアルな格好(『戦争の世紀を越えて』の表紙の写真と同じ格好)で足がスラリと長く、確かにカッコよかった。
並んでいる人はみんな姜尚中氏を見ていたところで以下のような会話が・・・。

母:あっ!姜尚中が歩いている!
娘:あっ!ホントだ!
母:カッコいい〜。カン様って呼ぼうかしら。
kwkt:(カ、カ、カ・・・カン様!?)
娘:私は今日はばっちりメイクしてきたわ。
母:あんたすっぴんで外出してるの?
娘:この前神保町にミヤダイ見に行ったときはすっぴんで行っちゃたけど、今日はカンさんだからばっちりメイクしてきたの。
kwkt:(ソンナ差ガアルノカ・・・)

そういえば会場を見渡すと30代以上の女性の参加者が多かった気がした。


トークの冒頭、姜尚中氏が開場を見渡してみて、熊本時代の中学校の同級生が来ているようだと言及。トーク終了後(なんと約40年ぶりだったらしい!)再会を祝っていた。ご友人方は歳相応といった感じだったけど、姜尚中はやはり若々しかった。